原因としては、以下のようなものがあります

• ・暴飲暴食
• ・過剰な飲酒
• ・喫煙
• ・加齢による胃・食道の筋力低下
• ・腹圧の上昇（妊娠・肥満・運動・便秘）
• ・ストレス過剰

ただ、タバコをよく吸う人や、お酒を大量に飲む人でも、逆流性食道炎にならない人も多いですね。ストレスも感受性が人によって異なるので、発症の強弱や発症の出かたも決まったパターンというものはありません。

• ・胃酸過多

• ・食道の筋力低下による逆流

• ・食道粘膜が敏感になっている

直接の原因は、「過剰に分泌された胃酸が、食道を逆流してしまうこと」なのですが、ヒトの身体は正常であれば逆流しない設計になっています。胃酸が逆流しないように防ぐ筋肉が、なんらかの原因により弱っていることが、症状を起こす原因となっている場合が多いですね。

したがって、筋力の衰える高齢者に多い症状だと言われていますが、近年、若者でも発症するケースが増加しています。

若い人の場合、便秘が原因となっていることが多いようです。便秘でお腹が張ると、胃腸を圧迫し、負担がかかってしまうために症状を誘発してしますのです。

また、脂っこい食事も消化に負担がかかるので、胃酸の量が増加します。そうすると、逆流性食道炎を起こしやすくなります。

「姿勢と逆流性食道炎に何の関係があるの？」と思われる方もいらっしゃると思います。では、例えば、寝っ転がって食事をしたら、食べ物は消化されやすいでしょうか？そう、姿勢は消化と密接に関わっているのです。背中を丸めた状態で食事をすると、内臓が圧迫されて血流が鈍くなり、消化がスムーズにできなくなってしまうのです。

でも、姿勢の悪さだけが、直接逆流性食道炎の原因とは思えないですよね？

実は、この姿勢の悪さと併せて、自律神経の乱れが原因となっているのです。

姿勢が悪いと、背骨の両脇から分岐する神経を圧迫してしまいます。

その、神経の中でも「自律神経」が圧迫されてしまうと、内臓の働きが弱くなり、以下のような症状を引き起こします。

• ・消化不良

• ・便秘

• ・睡眠の質の低下

実は、胃酸の分泌量の調節など、消化器官の機能は、脳と自律神経がコントロールしているのです。姿勢の悪化によって自律神経のバランスが乱れてきますと、消化器官全体の機能が低下してしまいます。

その結果として、逆流性食道炎のような強い症状となってあらわれてくるのです。

通常の病院では、

• ・薬品による治療
• ・食生活の指導

といった方法で対処することになります。

当然、こういった処置で改善されることもありますが、実際は続けても症状の好転が見られないというケースが多いようです。

特に、薬品による対処療法は、一時的な症状の緩和には役立つかもしれませんが、根本治療にはならないケースが多いですね。すぐに再発して、薬を飲み続けないといけなくなってしまいます。

治療のポイントは以下の3つとなります。

• ・内臓の活性化

• ・自律神経のバランスを整える

• ・食生活の改善

自律神経のバランスを整えるには、脳の疲れを取ることが大切です。それが、結果的には内臓の働きを正常に戻すことにつながるのです。

そこで、当院では、整体・骨盤矯正といったアプローチで、背骨や骨盤の歪みを正し、自律神経が正常に働く土台づくりを行います。

続いて、頭蓋骨を調整し、脳の中に満たされている脳脊髄液の生産・循環を改善して、疲労を取る施術を行います。

このような、当院独自の施術により、身体へ負担をかけることなく改善に導きます。

また、自宅でのセルフケアの指導も行っています。

健康的なライフスタイルの提案や、食生活のアドバイスなどを行っています。整体による、骨格を整える根本治療と、セルフケアの２本柱で、逆流性食道炎の改善に導きます。